仰せのままに

光で白く滲んだ窓
少し早く目が覚めたとき
それを見るのが好きだった

いつもと同じ食卓で
いちまい上着を着てから温めた
カフェオレを飲むのが好きだった


少し古いMDプレーヤー
透明な声の歌い手の
唄を聴くのが好きだった



ゆっくりと歩くと 靴音が
あたしの動きに ついてくる

世界の果てにつくまでに
たとえば死んでしまうかもしれない

呼ばれるままに 感情のままに
靴音たかく 足跡ふかく

あたしはあたしの 仰せのままに。



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紅居 はな