ある日私の頭上で雲が割れた
青いあおい空の色が私を貫いた
だから私は家に帰るのをやめてしまった
信じていたものは もう傍にないの
だから私は 未練無き大地を蹴り
いつしか足枷になっていた私の故郷を後に
あしたを見に行く
いつまでも抱いていた大好きな童話
ラプンツェルに憧れ伸ばした髪も
昨日出かけたついでに切ってしまった
いいこの
私は もう此処には居ないの
綺麗にたたんだシンプルなシャツ
いつも複雑な思いでアイロンをかけていたけれど
ごめんね さよなら
ある日私の前で見たことのない道ができた
大好きな紫陽花が咲いていた
傘をたたんで私は、家に帰るのをやめた
青いあおい空の色が私を貫いた
だから私は家に帰るのをやめてしまった